G-MCDR5W29Z1 朝4時半起きの私が実践したモーニングメゾット|朝時間を大切にするブログ
朝活のすすめ

朝4時半起きの私が実践したモーニングメゾット

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今回は、私が朝4時半に起きて朝活をするようになったきっかけの本を紹介します。
「朝時間が自分に革命を起こす 人生を変えるモーニングメゾット」(ハル・エルロッド著、大和書房)です。

ハル・エルロッドについて

ハル・エルロッドは、20代のときに大型トラックと車の正面衝突という、深刻な交通事故に遭い、一時は生死の境をさまよいました。奇跡的に意識が回復したものの、医者には一生歩けないかもしれないと伝えられ、骨折は11箇所、一生治らない脳損傷を負いました。その後は鬱状態、経済的困窮、人生への無気力感に悩まされる日々が続きます。

そんな状況の中で、「成功者たちの共通点は“朝の習慣”にある」ということに気づき、自身でも朝の時間を見直すことを決意。

最初は手探りでしたが、自己啓発や脳科学、ビジネス書などを研究しながら試行錯誤の末に、6つの習慣を組み合わせた独自のメソッドを完成させました。

この習慣を実践することで、自らの人生が劇的に好転した経験から、**『The Miracle Morning(ミラクル・モーニング)』**という書籍を執筆し、世界中に広まりました。

S.A.V.E.R.S ― ハルが提案する6つの朝習慣

ハル・エルロッドは、たった6つの習慣を朝の時間に取り入れるだけで、自分の思考や行動が変わり、やがて人生が変わると説いています。

それが以下の6つです:

  • Silence(沈黙):瞑想や深呼吸で心を整える
  • Affirmation(アファメーション):自分を勇気づける言葉を声に出して言う
  • Visualization(視覚化):なりたい自分や理想の未来を具体的にイメージする
  • Exercise(運動):ヨガやストレッチ、軽い運動で身体を目覚めさせる
  • Reading(読書):自己成長に役立つ本を読む
  • Scribing(書くこと):日記やモーニングノートで頭と心を整理する

1つにつき5分ずつでも大丈夫。時間がない日は1つにつき1分の「6分だけバージョン」でも効果を実感できるそうです。

〜静けさから一日を始める〜

S:Silence(沈黙)

朝起きてすぐスマホを見たり、慌ただしく準備を始めてしまうと、心も身体も落ち着かないまま一日が始まってしまいます。

Silence(沈黙)の時間では、意識的に「静かな時間」を持ちます。
瞑想や深呼吸、感謝の祈り、静かなストレッチなど方法はさまざまですが、ポイントは外側ではなく内側に意識を向けること。

たったの1〜3分でも、頭の中がクリアになって、穏やかな気持ちになり、落ち着きや集中力が高まります。

〜言葉の力で思考を変える〜

A:Affirmations(アファメーション)

アファメーションとは、自分自身にポジティブな言葉をかけること。

たとえば、

  • 「私は毎日少しずつ成長している」
  • 「私は自分の時間を大切にできる」
  • 「私は健康でエネルギッシュだ」

など、自分にとって大切な価値観や目標に沿った言葉を使います。鏡の向こうの自分に向かって、声に出すことで潜在意識に働きかけます。

最初は「こんなこと言って意味あるの?」と思うかもしれませんが、繰り返すことで脳がその言葉を信じ始め、思考や行動が変化していきます。

「本人ができると思えばできる。本人ができないと思えばできない。どちらの思い込みも正しいのだ」

ハル・エルロッド自身も、最初は自信がなかったけれど、アファメーションの習慣で「なりたい自分」に近づいていったと語っています。

〜理想の未来を思い描く〜

V:Visualization(視覚化)

著書の中ではイメージングとして紹介されているビジュアライゼーションは、なりたい自分、叶えたい夢、達成したい目標などを頭の中で具体的にイメージし、そのために必要な行動を心の中でリハーサルする習慣です。

たとえば、

  • 仕事で成功している自分の姿
  • 家族と幸せに過ごす未来
  • 目標を達成して喜んでいる瞬間

などを、目を閉じて思い浮かべます。

ここで大事なのは、感情も一緒に感じること。「嬉しい」「ワクワクする」といった気持ちを思い描くことで、脳はそれを現実だと錯覚し、現実の行動に影響を与えます。

難しい内容ですが、ヴィジョンボードなどを活用することで、自分の本当の望みをまず明確にした上で、その理想がかなった自分の生活、様子をイメージすることが大切です。

〜体を動かして心も目覚める〜

E:Exercise(運動)

毎朝たとえ数分でもエクササイズをすると、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出てきて、感情が安定し、思考力と集中力が増します。

必ずしも本格的な運動でなくてOK。たとえば:

  • ラジオ体操
  • ストレッチ
  • ヨガ
  • 数分のスクワットやジャンプ

など、自分が気持ちよく続けられるものを選ぶとよいです。ハルはヨガをおすすめしています。

私の周りには5時にジムにいくという強者もいますが、そこまでしなくてもほんの3分でも、身体が目覚め、心もしゃきっとします。

〜学びで一日を豊かにする〜

R:Reading(読書)

朝の静かな時間に、数ページだけでも本を読むと、知識やアイデアを新鮮な頭で吸収できる感覚があります。

ハルが勧めているのは「自己成長や目標に関連する本」。

たとえば:

  • 自己啓発書
  • ビジネスや習慣に関する本
  • 哲学やマインドフルネスの本

など、自分を高める内容がベストです。

5分でも、1日1ページでもOK。読書は“静かな対話”とも言われ、自分と向き合うきっかけにもなります。

〜思考と感情を整理する時間〜

S:Scribing(書くこと)

最後は「書くこと」。著書の中ではライティングとして紹介されています。日記、感謝リスト、ToDoリスト、アイデアメモなど、頭の中を“見える化”する作業です。書くことで、頭の中が整理され、ひらめきが生まれます。

まとめ

この6つの習慣は、それぞれ単体でも効果がありますが、組み合わせることでより大きな変化をもたらします。

全部で30〜60分。時間がなければ短縮しても問題ありませんし、順番もこの通りである必要はありません。

大切なのは、「自分のために、自分の一日を自分で始める」という感覚です。

やってみるとわかりますが、ちゃんと実践しようとすると時間がかかります。
ハル・エルロッドは5時起きでやっていたようですが、私はもっとじっくり時間をかけたいと思い、4時半からすることにしています。

次の記事では、私が実践している内容について紹介したいと思います。

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やまなみ
やまなみ
朝時間を大切にする自由人
1990年生まれ福岡出身。関西在住。効率化や朝時間を追求し、仕事もプライベートも楽しむ1児の母。
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